麻生氏「急激な相場変動は好ましくない!」 ← お前が言うな

急激な相場変動を抑える術はあるのか


FXコラム

4月28日の1ドル111.88円から一転、GW連休中に円は1ドル105.51円まで急激な円高に。それを受けて、麻生氏は為替介入について初めて明言しました。

麻生氏の初の為替介入についての明言で為替にはどう影響していくのか、なぜここまで円高に進んだかなど、今後の為替相場について私の考えをまとめました。


政府は「円高だ!」と叫ぶが今が適正相場だから円高になった

正直、今までの円安こそが逆におかしかったと思います。不景気だなんだといっても、世界的に見れば日本は経済大国です。

経常収支黒字額も世界3位と、世界的に見て日本の国としての信頼度は高くなるのが当然。比例して、日本円の価値もあがるので円高は自然な流れです。

それを無理やりに円安にしていたのが、今までの経済政策です。政策についての賛否はあると思うので、円安の方が日本にとって良いのか悪いのかは置いておきますが、今までの円安状態は逆に異常だったのは確かです。

以前、G20で米国に日本の円安誘導はやりすぎだと注意されたことがありましたが、正にその通りだったんですね。

で、今の大きな為替変動。麻生氏は「急激な相場変動は好ましくない」と言っていますが、政府が急激な円安誘導を行ったことが原因で現状の急激な相場変動が起きています

円安介入を辞めたことで、適正相場になっているのが今の円の状況です。また、円安転換させるには大きな為替介入が必要ですが、為替介入資金も米国を黙らせる力も果たして日本にはあるのでしょうか…。


麻生氏による初の為替介入発言!米国の反対を押し切って為替介入できるのか?

急激な円高により、政府としては初めて「あまりにも相場変動が大きいと為替介入する必要があるよね」との発言が!前もって為替介入するという発言も珍しい。

ただ、気になるのがG20での日本の為替介入批判ですよね。その事もあり、外国人投資家からは「どうせ為替介入しないだろう」と思われているからか、初の為替介入明言でも動きは限定的でした。

追加緩和を見送ったことも円高継続の要因になっているのかもしれません。


追加緩和の実現で円安に動いてもすぐに円高に戻る

現状は1ドル107円台まで戻りましたが、円高傾向は変わらず続くと思います。もし、日銀が追加緩和をして円安に動かしたとしてもすぐに円高に戻るはずです。

追加緩和についての言及や、為替介入についての言及が更にあれば円安に動く可能性が高いので今の段階で円安に備えてドル円を仕込んでおこうかと思っています。

あと期待できるのは、米国の利上げです。現状の円高の要因の一つとして米国利上げが遠のいた事によるドル売り円買いが起きています。

米国利上げの実現が見えてきたら、円売りドル買い傾向になるはずなので円安が期待できます。



【2017年4月追記】2017年は利上げが3回というのが既定路線になっていますが、市場は既に織り込み済みで4回目があるかどうかに注目が集まっています。4回目が決まれば円安ドル高に進む可能性もありますが、トランプ大統領はドル高をけん制する発言をしています。アメリカがドル安政策に走ればドル円は100円近くまで落ち込む可能性もアリです!これからの発言を見逃さないで!

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著者紹介

名前:元金融OL (鼻炎)
金融機関でOLをしているときにFXで溶かした200万を取り返したので、次は1億稼いでハワイに移住する事を目標に日々FX取引をしています。