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26日、27日に行われたG20では、中国人民元の為替操作が主要議題にされると予想していたのですが、予想に反して日本の金融政策についてのつるし上げがされてしまったようですw
今回のG20の主要議題は世界的な金融市場の安定。ここで問題だったのが中国人民元。昨年、中国政府の為替介入による人民元の切り下げをキッカケに、チャイナショック(世界同時株安)が起こりました。そのせいで、世界的に金融市場は大混乱。
そして、アベノミクス発足からの円安。日本は去年から複数回に渡って金融緩和を行って、通貨安を主導してきました。
日本と中国、この2ヶ国が槍玉にあげられ「通貨切り下げすると、他の国もうちもうちもってなるから辞めて。場の空気乱さないで!」とみんなの前で注意されてしまったのです。
今回、日本はG20で通貨切り下げについて注意されてしまったので、しばらくは日本は通貨切り下げをする事ができなくなっています。
今までは、円高が進んできたら、あの手この手の金融政策で円高回避し円安に持っていく事ができましたが、これからは金融対策がそう簡単にできなくなります。
相場が上昇トレンドで円安が進めばいいですが、円高傾向になり下降トレンドになったら、円高対策する事ができないので、そのまま下降トレンドが続いていくと思います。
売りポジションを持つなら、スイングトレードで引き付けてから決済すると利益が大きく取れそう。
G20では、「世界的な金融市場の安定」についての議題がありました。ここで金融市場の安定についての具体的な対策案が出てくれば、週明けは株高になると思っていたのですが、金融市場安定についての対策案は出てこず。
G20での明確な対策案が出てこなかったことで市場の期待感はしぼみ、株安の流れになりそう。一時は円安に傾くかもれしませんが、週半ばからは、じわじわ円高の流れになっていきそうだなーと思っています。
アメリカ大統領選でトランプ氏が次期大統領に決定しました。トランプ氏が次期大統領に決定したことで、今後の世界情勢はトランプ氏の言動が大きく鍵を握っていきそうです。トランプ氏の就任式は2017年の1月となっています。