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コインチェック仮想通貨580億円流出

金返せ!出川哲郎さん起用TVCMのコインチェック仮想通貨580億円流出騒動のまとめ


東京・渋谷コインチェック社

NEW 2/16追記:コインチェックの被害者が東京地裁に訴訟

東京・渋谷は連日、出川哲郎出演のCMカーが走り回っていました。テレビCMだけでなく、タクシーCM、インターネット広告など、メディアへの露出が目に余るほどでした。メディアへの露出が高まり、テレビを見ない人でもコインチェックを知ってるほど。

メディアに露出されればされるほど目にする機会が増え、いつの間にかその会社について全然知らないのに「安心の会社」という認識になってしまう。コインチェックが金融庁の仮想通貨交換事業所に登録されてなくても・・・。

仮想通貨の取引を始める時、つい比較するのがめんどくさくて、どんな取引所があるかもわからないから、「出川のCMのところにしよー」とそんな理由でコインチェックを選び、取引していた人も多いと思います。逆をいえば、出川さんの信頼が大きいともいえますが。

コインチェックで何がおきた?

仮想通貨取引所大手のコインチェック(東京・渋谷)は26日、利用者から預かっている約580億円分の仮想通貨が外部からの不正アクセスにより流出したと発表した。

引用元:コインチェックの仮想通貨不正流出、過去最大580億円

現在、コインチェックの公式のお知らせは下記の内容のみ。

2018年1月26日、コインチェック株式会社(代表取締役社長:和田晃一良、以下:当社)が運営する仮想通貨取引所サービス「Coincheck」におきまして、一部機能の停止に至る事象が発生致しました。本事象に伴い、お客様、取引先、関係者の皆様にご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
発生事象
1月26日 02:57頃 :事象の発生
1月26日 11:25頃 :当社にて異常を検知
1月26日 12:07頃 :NEMの入金一時停止について告知
1月26日 12:38頃 :NEMの売買一時停止について告知
1月26日 12:52頃 :NEMの出金一時停止について告知
1月26日 16:33頃 :JPYを含め、全ての取扱通貨の出金一時停止について告知
1月26日 17:23頃 :BTC以外(オルトコイン)の売買の一時停止について告知
1月26日 18:50頃 :クレジットカード、ペイジー、コンビニ入金一時停止について告知

事象・原因
当社にて保有しているNEMが不正に外部へ送金されたものでございます。原因に関しましては、現在究明中でございます。また、日本円を含めその他の通貨に同様の事象は確認されておりません。

再発防止策
現在、原因究明を最優先としております。原因が判明次第、早急に再発防止策を講じて参ります。

引用元:Coincheckサービスにおける一部機能の停止について

コインチェック記者会見の内容「補償のめどたってない」

2時57分から11時25分までの約8時間の間に何回かにわけて580億円分が流出したとのこと。8時間半という長時間気付かないのが遅いんじゃないか?という質問に対して、「遅い早いは個人の感覚。大きく残高が減っており気付いた」とのこと。アラートがなった金額は今はわからないとのこと。

このような事態が起きたということは、「セキュリティが甘かったんじゃないですか?」の記者からの質問に対して、黙ってしまう状況。セキュリティの甘さについては認めませんでした。

NEMの補償はどのような方向性があるのか。円で補償するのか、NEMで補償するのか決まってない状況。ネムの取引をしている口座数もすぐ調べられない状況みたいです。

記者会見で、金融庁への登録に時間かかりすぎている理由に関する質問に対して、あいまいな答えでしたが、これについては、山本一郎さんの記事にありました。

仮想通貨交換業者の登録をコインチェック社はしておりませんが、関東財務局の関係者によれば「コインチェック社は匿名性の高いコインの取り扱いを行いたいという意向が強かったため、資金決済法上の交換業者登録を見送っていた」と説明しています。

引用元:ビットコイン取引所「コインチェック」で620億円以上が不正に引き出される被害が発生(追記あり)

金融庁登録の交換所なら安心とはいえませんが、最低限顧客ができる対策として、仮想通貨の取引は金融庁の認可の下りた企業を利用するべきです。


3年前のニュースを思い出す

今から約3年前に「マウントゴックス」が約470億円分を横領したニュースもまだ記憶に新しい。マウントゴックスは倒産して顧客は資産を失って、もうどうすることもできませんでした。今回、コインチェックの不正送金の金額は580億円は過去最大の金額。マウントゴックスと同じ状況になりかねないです。コインチェックのチャットには、金返せのコメントが昨夜続いていました。


資産を失って勉強

今回被害者になってしまった私ですが、NEMの入出金が一時停止になった時点で引き出しておけばよかったと深く反省。今起きていることから先を見通す力をつけないと得できないどころか損してしまう時代になっていると思いました。

今後については、コインチェックから正式な発表を待つしかなく、コインチェックに預けている円を含め仮想通貨の取引、入出金はできませんので、どうすることもできません。コインチェックのtwitter、公式サイトを日々確認することをおすすめします。私もこの記事に動きがあれば追記していきます。

とにかくコインチェックには、1日でも早く不正送金が行われた理由など、明らかにして、しっかり補償して欲しいと願っています。


仮想通貨やFXなど、投資をやめるつもりはないですが、お金を預けている企業の動向、情報収集は怠ってはいけないです。それが疲れるなら、投資はしない方が良い。


1/28 追記:コインチェックが返金すると発表

総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額  : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。

引用元:不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について

補償してくれることが決まりましたが、実はいつ補償するというのは決まってません。ネットではどこにそんなお金あるの?という声もちらほら。補償内容が発表されましたが、まだ顧客は安心していない様子。


それもそのはず・・・入金できるけど出金できない

コインチェックが賽銭箱化しました。円を含むすべての通貨で出金停止中。円以外の入金も停止中。なぜか円の入金は可能とのこと。これは賽銭箱としかいえない内容。

入金してもいいけど、出金できないので注意してねーというリリースが発表。これをうけ、はてなブックマーク、ツイッターでは批判の声が上がっています。


1/29 追記:金融庁から業務改善命令が下る

コインチェック株式会社は、このほど発生した不正アクセスによる仮想通貨NEMの不正送金に関連し、本日、金融庁から資金決済に関する法律第63条の16に基づく業務改善命令を受けました。

引用元:当社に対する金融庁の業務改善命令について


2/16追記:コインチェックの被害者が東京地裁に訴訟

東京地裁

コインチェックで仮想通貨の取引をしていた7人が、2月1日の終値ベースで日本円に換算した、総額約1953万円の返還を求め、東京地裁に訴えを起こしました。

1月末にコインチェック被害対策弁護団が結成。結成後、すでに1000件を超える相談があるそうです。

今回は、第一訴訟。第2次訴訟は、2月27日に提起することを目指しているとのこと。第2次訴訟の申込は、コインチェック対策弁護団のホームページより申込可能です。

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著者紹介

名前:元金融OL(鼻炎)
FXで大損こいて、OLしながらコツコツ貯めた約200万円の貯金を溶かしたがFXで取り返した。次は1億稼いでハワイに移住する事を目標に日々FXをしている。