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最近ネット上では、「貧テック」と言う言葉が飛び交っています。これはフィンテックをもじった造語で貧困層向けのフィンテックの事を指しています。実に上手いネーミングだよね。この言葉を作った人センス抜群www
その言葉が初めて使われたのは2016年の2月ですが、今回まさに貧テックの名前にふさわしいようなサービスが登場しました。「CASH」(6月28日リリース)「Payday(近日リリース)」の2つのサービスです。一体「CASH」「payday」とはどのようなサービスなのか?なぜ貧テックと呼ばれるのか?
CASHを簡単に説明すると「質屋のアプリ」。つまり自分の持っている価値のあるものと引き換えに現金を借りる、もしくは売る事ができるのです。自分のアイテムを撮影して、その商品を査定してもらいます。
写真だけで査定してくれて即座に金額を提示してくれますが、いくら高級品であっても最大2万円までの金額しかつきません。中古で売った時の値段の3割程度の査定です。しかも偽物を売って、CASH側が不利益を被ったらユーザー側が損害を賠償しないといけなくなるらしいです。」
もし査定した商品がもう必要無いのであれば、「2ヶ月以内にアイテムを送ればお金は返さないでOK」だけど、アイテムを手放すなら、自分で売りに出した方がよっぽど金になると思うよ。
もしアイテムを手放したくない場合には、「2ヶ月以内に15%の手数料をつけてお金を返金」しなければいけません。2ヶ月で金利15%と言う事は年利に換算すると90%。そう考えると凄い金利ですね(;´Д`)
こんなサービス誰が使うんだよ!とか馬鹿にしていましたが、実はこのCASH、現在人気がありすぎてサービスが停止されています。しかもリリースした翌日です。すでに3.7億円もの現金化がされています。
それだけ目先のお金に飛びつく人「貧困層」が多いのが現実なのです。その中にはシステムを何も理解しないで利用している人もいるでしょう|д゚)
paydayを和訳すると「給料日」。このアプリは給料を前借りできるサービスです。まだリリースされていないので手数料などの詳細は発表されていませんが、このpaydayも目先のお金に困っている「貧困層」をターゲットにしたサービスです。
サービス内容は、給料日前に最大3回まで前倒しで給料を受け取れるというシンプルなものです。このサービスで手数料が無いのであれば、いいサービスかもしれませんが、そんな甘い話ではありません。
ただ、かなりの手数料であったとしても目先のお金に飛びつき、自分が損している事に気づかない人が多く利用しそうなサービスです。計画的に使えない人にとってはあまりおすすめできません。常に前借りしている状態の負のサイクルに陥ってしまう危険があるからです。
もしくは「CASH」でお金借りて、返金できないから「payday」で給料前借りして返すなんてサイクルもあるかも。もしも利用する場合には十分に注意しましょう。
貧困層をターゲットにした「貧テック」。これから「CASH」や「payday」の様なサービスがどんどん出て来るはずです。そんな状況においては、困っていても目先のお金に飛びつかずに物事を冷静に判断する力が必要です。
すぐに飛びつく前に、まずは一旦落ち着きましょう。
将来的に考えて利用した方が得なのか損なのかをしっかり考える事で見えて来るものがあるはずです。ちょっとしたことで将来の自分が変わって来ます。軽い気持ちの利用で一生後悔してしまうかもしれない事を肝に銘じて下さい。
貧テックと呼ばれている「CASH」や「payday」ですが、こういったサービスは目先のお金で誘惑してきます。すぐに誘惑に乗らずに利用する前にしっかり考えましょう。
最近CMなどでも話題の「ツケ払い」もそうですが、要は全て「借金」です。借金を借金と思わせないようにして借金させて、手数料(利息)で儲けようというのが今流行のビジネスです。
法律が改正されない限り、これからも似たようなサービスは確実に増えて来るでしょう。どうしても利用する場合には損する事も承知で利用して下さい。