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私見バリバリでFXのリピート系注文機能を比較してみた

元金融OLが選ぶ超イカしたFXのリピート注文機能を徹底比較




2017年1月にマネックス証券のFX PLUSにリピート注文機能が追加されたの知ってた?オートレールっていうネーミングなんだけど、これ、良い意味でヤバそう。

リピート注文といえば、マネースクウェア・ジャパンのトラリピや外為オンラインのiサイクル注文など人気のFX会社が対応してますが、マネックス証券のオートレールは、他のFX会社のリピート注文とはちょっと違う。こんなに勝率の低いリピート注文はちょっと面白いって思える。では、まずリピート注文を比較します。

リピート注文は、指定した値幅で自動で新規注文と決済を繰り返す注文機能です。リピート注文を覚えると取引における優柔不断な感情に惑わされた取引をやらなくてすむので安定していくと思います。

リピート注文機能の比較表

FX会社 マネックス証券
オートレール
米ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定例外あり)
最低取引通貨 1,000通貨
デモ取引 できる
特徴 損失が拡大することがない。
安定した運用に向いてる。
FXの最も理想的な損小利大の取引が可能。設定項目が少なくわかりやすい。
トレンド相場向き。
詳細 https://www.monex.co.jp/
FX会社 ひまわり証券
ループイフダン
米ドル円スプレッド 1.0銭(原則固定例外あり)
最低取引通貨 10,000通貨
デモ取引 できる
特徴 アイネット証券から提供を受けているのでアイネットと同じ。
ポジション数を事前に決めれる。
売買システムを選んで始めるので楽。
設定項目少なめでわかりやすい。
レンジ相場向き。
詳細 https://sec.himawari-group.co.jp/
FX会社 外為オンライン
iサイクル注文
米ドル円スプレッド 1.0銭(原則固定例外あり)
最低取引通貨 1,000通貨
デモ取引 できる
特徴 設定項目がシンプルで始めやすい。
レンジ相場。トレンド相場どちらも可。システムがトレンドを見極めて、売りと買いを判断。相場転換時に自動修正してくれる。
詳細 https://www.gaitameonline.com/
FX会社 FXブロードネット
トラッキングトレード
米ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定例外あり)
最低取引通貨 1,000通貨
デモ取引 できる
特徴 スプレッドが狭い。
相場の価格水準が変わっても自動調整。レンジ相場向き。
詳細 https://www.fxbroadnet.com/
FX会社 インヴァスト証券
トライオートFX
米ドル円スプレッド 0.3銭(原則固定例外あり)
最低取引通貨 1,000通貨
デモ取引 できる
特徴 初心者向けではない。
FXで失敗するポイントを攻略した機能。
レンジ相場向き。
詳細 https://www.invast.jp/
FX会社 アイネット証券
ループイフダン
米ドル円スプレッド 0.7銭~1.0銭
最低取引通貨 1,000通貨
デモ取引 できる
特徴 売買システムを成績ランキングから選べる。目安資金表があるので運用資金に合わせて取引しやすい。レンジ相場向き。
詳細 https://inet-sec.co.jp/


マネックス証券以外の代表的なリピート注文は、レンジ相場向きに開発されていますが、外為オンラインのiサイクル注文はレンジ相場を抜けても対応できるように新しい機能が追加されていました。iサイクル注文は、買いと売り、どっちを設定していいかわからない相場に対応できる機能があるということで、相場予想いらない?と言えます。

インヴァスト証券のトライオートFXは、過去に取材にいきましたが、機能性が高く裁量取引でうまくいかないポイントを完全にカバーしています。ただ、使いこなすのがちょと大変という面があるので、初心者には向いてません。

リピート注文といえば、トラリピのイメージがありましたが、今はそんなことないかも知れません。特徴的なリピート注文がある中で、マネックス証券がオートレールをリリース。これはマネックス証券の自慢の注文機能になるんじゃないかな?と思えます。

オートレールを調べた結果、オートレールは、勝ちやすくする機能ではなく、負けにくくする機能ではないかと感じています。そして、それは今までのリピート注文にはなかったコンセプトではないかと・・・。それでは詳しく紹介したいと思います。

マネックス証券「オートレール」の何が良いのか解説するよ

オートレールの公式サイト

オートレールは、2017年1月に新リリースされた新しいタイプのリピート注文です。オートレールは、トレール注文を自動で繰り返す注文機能です。ありそうでなかった注文機能なんですよね。

オートレールがどういうものかを簡潔に説明すると、FX歴が浅い時によく経験する(私は今もやってしまうことあるけど)損切りできない、利益確定ができない、つまりダラダラとポジションを持ってしまって結局損する取引を克服できる注文機能です。

設定が楽だし、FX初めての人にもわかりやすい設定項目

設定画面はこんな感じです。項目名がわかりやすいし、設定項目数が他のFX会社に比べて少ないのですぐ設定できます。

オートレールの設定画面

  1. 通貨ペアを選ぶ(米ドル/円)
  2. 売買を選ぶ(相場を予想して上昇だと思ったので「買い」)
  3. 注文数量を決める(10,000)
  4. 基準価格を決める(113円)
  5. 相場が上方向、下方向になるかを予想(上方向)
  6. 値幅を本数を決める(50銭間隔で3本設置)
    値幅は、新規注文を出す間隔。本数は注文の数。
  7. トレール幅を決める(0.4円)
    112円60銭にならない限り損切りされない。そして、リアルタイムのレートに対して40銭ずつ決済価格が調整される。

    113円の注文の次の113.5円の新規注文が入ったら決済注文価格は112.1円。なので、この時点で110円のポジションが損切りされてなかったら、113.5銭に到達したあと相場が112.1円まで下落しても、113円のポジションの10銭の利益は確定したということになります。

    トレール幅と値幅を近くしてしまうと手数料のことを考えると取引には勝っても手数料のせいでマイナスになるので注意が必要です。
  8. 有効期限を決める(デイトレなら寝る前の時間を設定するのがおすすめ)

できるようでできない損少利大の取引ができる

オートレールの最大の特徴は、損少利大の取引ができること。指定した値幅ごとに何本設置するか決めてそのレートに到達したら新規注文を出してくれる。そして、決済注文はトレール注文なのでトレール幅を設定します。

たとえば40銭を設定。相場が上昇すると予想、基準となる価格を100円にすると、新規注文と同時に99円60銭の決済注文が発動。

設定した40銭のトレール幅は、相場変動に合わせてかならず40銭の位置に調整されるので、1つのポジションに対して40銭以上の損失はありえない。というのがリスクコントロールができない人におすすめできるポイントです。買い注文を入れて相場が上昇トレンドであれば、40銭相場が円高に向かわない限り決済注文が発動されることはないので、含み益がどんどん増えます。

コツコツ積み上げた利益が吹っ飛ぶ負けはない

オートレールは、損切りが早いのでデイトレで取引した場合、損切りが多いと感じると思います。でも、トータル収益は高くなる。最初はこんなに負け続きで本当に大丈夫かな?って不安になります。

オートレール以外のリピート注文は、コツコツ利益を上げるレンジ相場向きという特徴があります。コツコツ勝つからつい油断してしまいますが、レンジ相場に強い注文機能は、レンジを抜けてトレンドを作り始めると損失があっという間に膨らんでしまうというデメリットがあります。

オートレールでビックチャンスは狙えませんがしっかり損切りし、買った利益分まで吹っ飛ぶような損失がでないルールなので、メンタル面がかなり楽になります。また、注文設定時に最大損失がわかるのも安全といえます。結局、裁量トレードでも自動売買でも、コツコツ勝つ取引は大きな損失に繋がるということを忘れちゃいけない気がします。

↓公式サイトで動画解説見れます!↓
オートレールの公式サイト
マネックス証券の公式サイトで詳細を確認

リピート注文を組み合わせて取引を攻略する

リピート注文機能を組み合わせで使う事によってより利益を伸ばせるし、リスクヘッジにもなる事があります。

私がおすすめの組み合わせはオートレール(マネックス証券)ループイフダン(ひまわり証券)です。

オートレールはトレンド相場に強くなっています。決してレンジ相場に弱い訳では無いのですが、レンジ相場に強いループイフダンと組み合わせる事によってより利益を伸ばせました。勝ちやすくなるって言うより負けにくくなる取引が可能になります。

お互いの売買方向を逆にしてみた時でも利益を出すことが出来たのでこの組み合わせはかなり有効だと思います。もし興味のある方は一度試してみて下さい。


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著者紹介

名前:元金融OL(鼻炎)
FXで大損こいて、OLしながらコツコツ貯めた約200万円の貯金を溶かしたがFXで取り返した。次は1億稼いでハワイに移住する事を目標に日々FXをしている。