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自己資本規制比率は、FX会社が直近で対応できる支払い能力を示す指標です。もう少し詳しく説明すると、FX会社が抱えているリスク額に対してすぐ現金にできるお金がどの位あるかを表しています。だから、自己資本規制比率が高ければ高いほど、「運営資金に余裕がある」と解釈できるので、顧客は自己資本規制比率の高いFX会社を信頼することができます。FX会社の安全性を計る上で重要な指標となっています。
深く理解するのは難しいけど、自己資本規制比率の計算方法と、自己資本規制比率の数値によって何がわかるのかを解説したいと思います。
■自己資本規制比率の計算方法
自己資本規制比率 (%) = 固定化されていない自己資本の額 / リスク相当額 x 100
■自己資本規制比率のルール 自己資本規制比率は、金融商品取引法第46条の6第2項で、金融商品取引業者は、自己資本規制比率を120%以上を維持するように義務付けています。義務付けているいる理由は、「常に、証券会社さんは資産に余裕を持って運営しないとダメですよー!」ってこと。さらに、140%・120%・100%を下回ると、ルール通りに行動しなければいけません。
運営資金に余裕ができるため、顧客の利益に未払いが発生しない可能性が高く、出金依頼に迅速に対応できると解釈することができます。そして、リスク相当額よりも大きな資産を失う事があった時に、リスクにさらされていない資産があることで、万が一の時も対処できると思われるからです。
前述では、自己資本規制比率が安心に繋がる解説をしてきましたが、実のところは、自己資本規制比率が高ければ安心していいわけではありません。あくまでもFX会社の財務の健全性を図る指標のうちのひとつってだけで、自己資本規制比率の数値を100%信用することはできません(; ・`д・´) 毎日計算されているわけでもなさそうなので・・・。
FX会社の自己資本規制比率の数値が低いってことは、運営資産に余裕が無く経営が圧迫されいるということです。だから、ストップ狩りやロスカット狩りなど、悪いことを考えたりする可能性が高い。そして、市場の価格変動の影響を受けて経営破たんする可能性が高いってことなのです。
FX会社の財務の健全性を図る指標なのに、自己資本規制比率を偽装するFX会社があるらしいです。だから自己資本規制比率を見るのではなく「ちゃんと計算されているのか」「顧客を裏切らない証券会社なのか」というところを見なければいけません。でも、こればっかりはわからないのが現実(つω`、) 内部情報だから。。。
私達、証券会社の顧客は、開示情報を信じるしかないんです。でもね、ただ数値を見て、「あー300%以上だから安心」っていうことができないので、過去に業務停止命令を受けているのか、社名変更しているFX会社なら、社名変更した理由がなんのかなど、運営実績を遡って悪徳FX会社じゃないのかを判断する必要がありますよね(;´д`)
全部の証券会社が、自己資本規制比率のルールに基づいて行動してくれればいいんだけど、中には、ストップ狩りやロスカット狩りを行うFX会社もあるっぽいからね。自己資本規制比率を偽って、顧客の資産を引き出して、トンズラするFX会社があることもなんとなく想像できちゃうところが怖い(||′囗`*)ノ゙
私的がFX会社を選ぶ時。自己資本規制比率が高いに越したことがなくて、さらに運営実績や社名変更の理由も調べます。私が使ってるインヴァスト証券を例に挙げると、インヴァスト証券は、自己資本規制比率が、(平成29年3月末)。800%を超えるFX会社は、片手で数えてもあまるくらいしかないかも。
そして、インヴァスト証券の設立は昭和35年8月。当時は丸起証券株式会社という兵庫銀行系の証券会社だったそうです。その後、こうべ証券→KOBE証券と商号変更し、2007年4月にインヴァスト証券になりました。
商号変更の理由に悪い点が見つからないことや、昭和35年から運営している【老舗】の看板を持ってる。さらには、くりっく365で預かり資産4年連続NO.1だったり・・・など。自己資本規制比率が高いだけでなく、証券会社としての歴史が長いことが、何より信頼できる理由です(∩´∀`)∩ 私の中で絶対的な安心感があります!もちろんサービス自体も良いですしね。