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店頭FXの場合、トレーダーはFX会社の提示したレートで取引をする事になります。なので、実際のレートとは異なっている場合がほとんどです。このページでは、カバー先とは何か、カバー先がある事でのトレーダーへの影響などを解説していきます!
カバー先とは、FX会社に為替レートの値を提示している金融機関です。カバー先を担当しているのは、銀行や証券会社があります。
カバー先を担当している金融機関は複数あり、ほとんどのFX会社は1社ではなく、複数のカバー先を利用しています。
更に、カバー先は日本の金融機関だけでなく、米国やオーストラリアなどの金融機関も併せて利用しているFX会社がほとんどです。FX会社は、より公平なレート提示をするために、複数のカバー先を利用しているようです。
FX会社ごとで提示レートが違うという事は、一般的にFXと呼ばれているのはほとんどがいわゆる「店頭FX」で軽く書きましたね。提示レートが違うのは、FX会社ごとだけでなく、カバー先でも違います。
なぜかというと、実際の為替レートにカバー先の手数料が含まれているからです。手数料は、その時々の通貨の需要で変わってきます。流動性の高い通貨は、手数料も安く実際の為替レートに近く、流動性の高い通貨は手数料は高く実際の為替レートよりも多く手数料分が乗っています。(必ずしもそうとは限りませんが。)
その手数料はカバー先の金融機関により異なります。FX会社は、複数のカバー先を利用してどのカバー先金融機関が1番安い手数料でレート提示してくれるかをシステムで判別し、トレーダーへ為替レートを提供しているという事です。
FX会社は、カバー先とトレーダーの間に立って仲介を行うようなイメージです。複数のカバー先の中から、1番有利なレートを提示してくれるカバー先を、トレーダーの代わりに探してきてくれるという事です。
国内だけでもカバー先金融機関はたくさんあります。そのカバー先が提示している為替レートを個人が何十社と比較し、取引をするのは非常に難しく、FXどころではありません。FX会社が仲介してくれる事で、トレーダーがスムーズに、有利な条件で取引が出来るようになっています。
上記で説明したように、FX会社はカバー先を比較してトレーダーに1番有利な為替レートを提示しています。カバー先の手数料での差があるので、より多くのカバー先を比較しているFX会社がいいという事になります。カバー先が少ないと何かトラブルが起きた時に取引が出来なくなってしまいます。
カバー先がある事で、FXトレーダーに何がいいのか、そして、どんなデメリットがあるのかについてを元金融OLの見解で解説していきます!
店頭FXのカバー取引を行うデメリットは、取引が集中しているタイミングでは約定しにくくなる場合があるという事です。トレーダーが注文をしてから、FX会社がカバー先に取引を依頼するので、どうしてもタイムラグが多少発生してしまいます。
逆に、メリットとしてはスプレッド低いこと、手数料がかからない事など、コスト面では店頭FXを利用したほうがお特です。カバー先を通さない取引では、くりっく365かNDDを採用しているFX会社を選ぶ必要がありますが、どのFX会社もクリック365やNDDの場合は手数用やスプレッドが広い傾向にあります。
コストを抑えて取引をしたいなら店頭FX、透明性の高いレートでFXをしたいならくりっく365やNDD採用のFX会社がいいでしょう。