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FXで利益を出す方法は様々です。大きく分けると為替差益と、金利差益の二種類になります。取引をする前に、どちらで利益を狙っていくのかを決めてから、取引をする通貨ペアを選びましょう。しっかり管理できるのであれば両方とも狙っても構いません。 利益を出す方法により、選ぶ通貨ペアに違いが出てきます。為替差益、金利差益のそれぞれの特徴と、最適な通貨ペアについて紹介していきます。
為替差益とは、為替相場の差を利用して利益を取っていく方法です。FXの基本の取引で、ほとんどのFXトレーダーは為替差益を狙って取引をしています。
例えば、1ドル100円の時に新規でドルの買い注文を出します。しばらくして相場が動き、1ドル105円になったら持っているドルを売ります。この相場の動きの差で利益が出ます。
FXでは、値動きの大きい通貨ペアは利益も大きく期待できますが、逆に大きく損失が出る可能性もあるのでリスクが大きくなります。
逆に、値動きの小さい通貨ペアは利益を狙うチャンスは少ないですが、大きく損失が出るような相場になる事があまり無いので、リスクの少ない通貨ペアとも言えます。最初は、値動きの少ない通貨ペアで取引をして、コツコツ利益を出していくのがいいでしょう。最初から大きく狙うと例え勝ったとしても金銭感覚が狂っちゃいますよ。
メジャー通貨と言われている、日本円・米ドル円・ユーロなどの組み合わせが値動きが読みやすく、大きく相場が動かない通貨です。まずは、慣れ親しんでいる円を介した米ドル / 円、ユーロ / 円がおすすめです。
この2つの通貨ペアは、FX取引でも多く利用されている通貨ペアなのでほとんどのFX会社がスプレッドを狭くしており、取引でかかるコストも低くなっています。最新のFX会社の米ドル円をスプレッド比較した記事と、ユーロ円のスプレッドを比較した記事があるので、そちらもご覧下さい。
FXは、保有している通貨の金利がつきます。金利は日本の金利ではなく、米ドルを持っているならば米国の金利が適用されます。FXでは金利で付く利益の事を「スワップポイント」と呼びます。
スワップポイントは1日ごとに加算されていく仕組みになっており、金利の高い通貨を買い注文を出して長く保有して、スワップポイントを貯めて利益を出すことを「金利差益」と言います。
日本は低金利で有名な国です。諸外国と比べても、金利は圧倒的に低く銀行に預金をしても金利での恩恵は全く期待できません。ですが、この金利の低さはFXで金利差益を狙うにはとても良い環境なのです。
逆に、注意したいのが「売りからの取引」です。金利の低い円での売り取引は、決済の時にスワップポイントを支払わなければいけなくなります。ですので、スワップポイント狙いの取引は、「買い取引」が絶対の基本です。
金利差益でFX取引をするなら、高金利の通貨を選びましょう。各国の政策金利一覧表を作成しました。
国名 | 政策金利 |
---|---|
日本 | 0.00~0.10 |
アメリカ | 0.25~0.50 |
欧州 | 0.05 |
イギリス | 0.50 |
オーストラリア | 2.00 |
カナダ | 0.50 |
ニュージーランド | 2.50 |
スイス | -1.25 |
南アフリカ | 6.75 |
中国 | 4.35 |
トルコ | 7.50 |
中国や南アフリカのような発展途上国は金利が高い傾向にあります。ですが、通貨の流通量が低いため値動きがしやすい傾向にあります。
金利差益狙いで通貨を保有していても、値動きにより証拠金以上の損失が出ると、自動決済(ロスカット)をされてしまう場合があります。
比較的、安全にスワップポイントを貯めるなら金利が高く相場の値動きがあまり無い通貨が狙い目です。中でも金利差益狙いでの取引がしやすいのが先進国のオーストラリアとトルコのような中興国です。
金利の高い通貨の中では流通量も多く、値動きが比較的安定しているので、まずはオーストラリアドル / 円での取引をして金利差益狙いの取引に慣れましょう。それから、更に高いスワップポイントが狙えるトルコリラ取引をするのがベストです。またトルコリラを取引するのであればヒロセ通商が良いと思います。スワップポイントが高い上にスプレッドが狭いので狙い目です。⇒ LION FX(ヒロセ通商)ってどうなの?[評価/評判] 《元金融OL的レビュー》