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最初は米ドル/円の取引から始める人がほとんどだと思うが、米ドル/円相場は取引量が多く、値動きが穏やかなことも多い。たまたま相場が穏やかな時にFXを始めた初心者は、指標発表時の相場の値動きに驚くだろう。
ここでは、FXがよくわからない超初心者の頃にありがちな指標発表時の失敗例を解説する。
指標発表の内容は、発表前に予測の数値が公表され、期待感で買いポジションを持つ投資家が増えるのでチャートが上昇する。しかし、指標発表の結果が悪かったら、一瞬で乱降下する。
指標発表があることを知らずに発表時間にポジションを持っていた場合は、マイナスの状態でもすぐに決済するのが正解。2分の1の確率でそのポジションは儲けがでるかもしれないが、2分の1の確率でロスカットされて資金を失う可能性もある。
指標発表前に買いポジションを持つ。指標があることを知りながらもチャートと向き合う。発表時間前にレートが上がり始めたため、運が味方していると勘違いし、ポジションを決済せず指標発表時間を迎える。
発表された内容をいち早く入手して判断できるわけではないので、どちらに動くかはわからない。結果は2分の1の確率。運が良ければ上昇して儲かると考えてしまうのだろう。ギャンブル性が高く危険である。
発表時間になると、1秒、2秒、10秒、30秒・・・と、陽線と陰線がコロコロ変わりどちらに伸びるかわからないケースもあれば、一瞬で一方にローソク足が伸びることもある。一瞬で値動きが激しくなるということは、取引量が増え、約定がすべることも十分にある。スプレッドが広がることもある。
こんなリスクまで犯して指標発表時に取引したい方は、指標発表時に激しい値動きを狙った取引手法「指標スキャル」を勉強すると良いだろう。そうでない場合は、指標発表前にポジションを決済し、発表後トレンドが出来上がったら参入するのが安全である。
指標発表時以外でも為替相場は、急落・急騰することがある。リスク回避として円買いが活発になり、相場は急な円高に。2020年3月は欧米の新型コロナウイルス感染拡大や米金利の利下げ、原油安のトリプル要因で相場が乱降下。
他には、為替調整で行われる日銀の為替介入があると急な変動が起きる。
指標発表以外にも経済に影響を与えるニュースにはアンテナを張り巡らせる必要がある。FXやってる以上、ポジションを持つ以上、知らなかったではすまないのだから。
為替に影響しそうなニュースがある時は、デイトレにしてポジションを持ちこさないようにした方が良い。また、世の中に経済の懸念要因が多い時は、週明けに窓開けで相場が始めることが多いため、対応できるスキルがない初心者は週末もポジションを持ちこさない方が良い。
私が取引している[ヒロセ通商 ]、[[PR] DMM FX ]はどちらも指標発表10分前にスマホにプッシュ通知をくれる。FX会社の機能を利用すれば、指標を事前に把握せずとも、直前にポジション整理ができる。
小林芳彦さんのマーケットナビは、ヒロセ通商の情報コンテンツ。朝(モーニングショット)と夜(イブニングショット)、音声でマーケット情報を解説している。
為替が影響を受ける出来事があった時、小林さんは相場が動いた要因を解説してくれて、今後、小林さんがどんな戦略を立てて取引するのかも話してくれる。1日2回、このマーケットナビを聞くだけで、「どんな出来事がどのように相場に影響を与えるのか」「この値動きは、何が要因で起きているのか」も教えてくれるので、勉強することができる。
たとえば、上記に書いた「トリプル要因」が起きた時のイブニングショットでは、今夜ニューヨーク時間に○○円を割れたら、△△円まで下がる可能性があると予測していた。この情報があるだけで、どれだけ取引が楽にできるだろうか。
小林さんのマーケットナビは、会員限定のため、利用する場合はヒロセ通商で取引する必要がある。ヒロセ通商は結構良いツールあるし、情報豊富なのでヒロセ通商も利用してみてはいかがだろうか。
指標発表前後はポジションを持たない。発表前に決済する。指標発表時間は取引ツールやアプリの機能を利用して、事前通知設定を行う。
相場の急騰・急落は指標発表時だけではない。日々のマーケット情報にアンテナを張っておく。経済に影響する出来事がある時は、ポジションは日をまたがずに決済。デイトレにしておく。週末もポジション持ちこさないようにすると安全。